山口絵理子 父

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山口絵理子 父を語る。



山口絵理子さんは、株式会社マザーハウス代表取締役社長兼デザイナーであり、輝く女性の代名詞としてご活躍されています。

そんな山口さんですが、小学校はいじめにあい不登校になったら、中学ではその反動で非行にはしったりと、ずいぶんわんぱくで波乱万丈な少女時代をすごされていたそうです。

当時非行に走っていた彼女を変えたのはお父様の影響ではじめられた柔道だったそうです。
埼玉県立大宮工業高等学校時代は「男子柔道部」に唯一の女子部員として所属し、
全日本ジュニアオリンピック第7位。慶應義塾大学総合政策学部にAO入試で入学。


大学4年の時、米州開発銀行でのインターンを経験。
インターネットで「アジア　最貧国」のキーワードで検索して
バングラデシュに興味を抱かれたそうです。
彼女がすごかったのはその後の行動力で、実際にバングラデシュを訪問し、
貧困や汚職、父母のいないストリートチルドレンといった現状を目の当たりにする。

ただちに、バングラデシュBRAC大学院開発学部修士課程に入学し、
在学中三井物産のダッカ事務所にてインターンを経験。

2006年に株式会社マザーハウスを設立、代表取締役社長に就任されました。



政府による開発援助のあり方に疑問を感じ、
アジアの最貧国バングラデシュのダッカで ジュートを材料にしたカバンの工場を設立、日本で販売を始める。
社名の由来はマザーテレサ。

バングラデシュで学校に行くことができなかったり父母がいなかったりする子どもたちに
スクールバッグを提供する事業を企画。
2007年11月に発生した大規模なサイクロンにより、被害を受けたバングラデシュに
毛布・鍋を被災地の人々に配布。

こういった功績がたたえられ、日本において流行している「社会起業家」として高い評価をうけていますが、山口絵理子さん自身は戸惑いを感じられているようです。

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